はじまりの はじまりの はじまり ミーティングのようす
劇場の骨格をつくる
劇場の設計図 と 設計者の 戸塚 友紀規/トッカハン工房
よみきかせ
よみきかせは 呼吸のリズムをととのえます
なんども なんども くりかえしながら 進んでいきます
The Band – The Last Waltz (Bob Dylan – Forever Young)
これからの 未来に向かう 途中の 出来事
これからやってくる未来にとって 今日の私は 一番若い 生まれたてである
指人形劇のための原作は 少しづつ 何度も書き直しながら「脚本」になっていく。
はじめに思いついた ひらめきのアイデアは 成長してゆく様に、展開しているのだ。
こうした物語は、様々な場面をつくるための重要な栄養素となっている。
文字の代わりに描いている わけではない
書くこと と 描くこと が同時に現れることがある
人形は架空を生きてはいない。
ただ、リアリティの自由度が高いのだ。
物語 と 何か の関係。
家族が交わりながら
作業は止むことなく
進行する。
「ハサミを取ってくれる?」
「あぁ、はい」
何度も幾度も 繰り返し反復された 読み の可能性は 生起されつつ立ち現われる。 読まれ は 聴かれる。この時 物語り得るものに 瞬間なる。
こちら側でもそうだ。 生起されるものがある。 本と遊びの家/ 読み聴かれ
物語のイメージは 音楽を歓迎する。
音楽のイメージもまた 物語を歓迎する。
風景の様な音が生まれながら消える。痕跡の様なフレイズ
何故 弾くのか。と。
本と遊びの家/ 音.音楽/ 吉田朝麻
指人形劇に出会う前に 既に出会ってしまうものから始まりはじめる。
本と遊びの家/ 告知カード
そうとも もちろん
じっさいは どうであったか。
なにかの
中身について 話しがはじまる。
そう・・・監督は 忙しい。
手が言う。映像の質は機材に寄りかかることではないと。
露光の幅を眼で追う時、像の鮮やかさが瞬間あらわれる。
記録以上で演っている。
本と遊びの家/ 映像
ペコリ。 外は雨、でも裸足。
本と遊びの家/ 挨拶
見つめる子のドラマは舞台から少しずれた場所にある。
幻想としてのモチーフから僅かに離れた距離にリアルを発
本と遊びの家/ リアル
わたしの物語が わたし達の物語になる時、家族としての役割が消えてゆく
読まれない物語のセリフの行方に、もうひとつの物語が
本と遊びの家/ 家族
用意されたものから仕掛けるタイミングを測る。
この緻密
detailは鍵だ。
本と遊びの家/ 細部
操りの計画と効果。演者の観劇は こどもの眼の様。
本と遊びの家/ 演者
始めに物語を読み出した様に続いているという出来事を刻
不思議は到来する、いつでも。
本と遊びの家/ 監督
邪気なし で 素。というラインが ある。 家の窓である。
本と遊びの家/ 窓
物語への態度、この実践。
本と遊びの家/ エピローグ
見つめる子のドラマは舞台から少しずれた場所にある。
幻想としてのモチーフから僅かに離れた距離にリアルを発
本と遊びの家/ リアル
まったく何かが足りないというイメージ。
おそらくそれは
何故ならこ
本と遊びの家/ 舞台看板
この施術師は魔法の挨拶を贈る。ユールティンコせんせい。
本と遊びの家/ 形成
ドキュメンテーションの骨子を遊びおびた手でつくる。
本と遊びの家/ ドキュメント
2013.12.15 sun.
本と遊びの家/ 公演
ツイド(左)さん と 、、。物語から生まれて、物語を生きる。
ときめくような こと ばかりだ。
本と遊びの家/ 物語
この骸骨の身体は針金で出来ている。
だが、固有なものとして彷徨いもするし、笑いもする。
へんですねぇ。
本と遊びの家/ 実存の庭
このミルク粒と名付けられたもの。
光色した透明な幽霊の複合体が、銀河を鉄道に乗って渡る。
本と遊びの家/ 想像力
家の中にも外にも本棚があって、靴を脱いで入ったり、
靴のまま入ったりする。内側と外側と屋根を持たない家。
いよいよ明日。
本と遊びの家/ 家
ここは何処なのだろうか?
夢見のような森のなかだ、いいや、湖のほとりだ。
私達は、こどもたちの小さな物語に案内されて、
ここまで来てしまったのだ。
ある瞬間でよい。
おなじ目線で道を迷い、おなじ驚きと憧れをつれて、
私達の日常の一部を頷くのだ。
本と遊びの家/ 指人形劇
12幕の閉じるに浮遊と巡り、この物語が徘徊も移動も、
それらすべての所在なき所感へと。
漂わすに在り、留まるに在り。
本と遊びの家/ 移動式
立ち去り難い余韻と疲労感という家。
言い添えておけば 撤収ということで ピリオドは打たれない
ということだと 思う。
本と遊びの家/ 余韻と疲労
イメージもまた ひとつ、物語もまた ひとつ、
音律も照明も人形も同じ、ひとつ。
この ひとつどころが挨拶を繰り返しては、
みんなで遊んでいるようなものだ。
本と遊びの家/ +